【第4回】LGP店舗代表‼︎ママキーウリス徹底解説‼︎【ブログ】
久々の更新です。
LGPウィクロス総選挙お疲れ様でした。
今回は僕が使ってドラスタ日本橋2号店優勝した構築の解説をしていきたいと思います。
まずはデッキを決めよう
久々の大型大会!!
実質全国大会のリモートトナメ!!
これは優勝したい!!
まずは大会ルールからデッキの方針を決める
LGPで優勝するためには大会ルールを確認する必要があります。
優勝するためには
店舗予選6勝0敗→リモートトナメ3連勝
つまり9連勝が必要になります。
普段のセレモニーの予選と違い1敗も許されません。
目指すのは全てのデッキに5割5分以上勝てるデッキです。
最近話題のデッキをリストアップする
ここのところ大型大会がなかったため環境デッキが分かりません。
なのでTwitterで話題になってるデッキを中心にメタしています。
結局:僕はウリスしか自信がない
そうです僕はキーセレだとウリスしか自信がありません。
という事でウリスでデッキを考えましょう。
前置きなんだったんでしょうね。
これがぼくのかんがえた最強ウリスだ!!
リストは写真の通りです。
ベースは去年9月に世界大会予選で使用したママキーウリスです。
それではコンセプトの解説からです。
絶対に勝てるタイミングって何だろう
皆さん「絶対に勝てる時」ってどんなタイミングを思いつきますか?
〈四炎楚歌〉を撃った時?全面バニッシュされないとき?
もっと簡単です。
相手がルリグデッキとライフがないときです。
守るカードを使い切ってライフが無いときは1点取るだけで誰でも勝てます。
どんな環境デッキでもこの状態に持ち込めば簡単に勝てる!!
今回のコンセプトは「相手の防御がなくなるまで攻め続けて守り続ける」です!!
圧倒的防御面数!!最大16点!!
まずは相手より多い防御面数で圧倒しましょう。
今回は〈アルキメス〉を〈ママキー〉で盾に埋めましょう!!
方法は簡単。〈ヤリホー〉や〈ミミック〉でデッキ上に〈アルキメス〉を固定して
盾に埋めましょう。
〈ママキー〉や〈リーサル〉に含まれる防御面数が4点になるスーパームーブです。
序盤から後半まで安定した攻撃性能
序盤から点数を取っていくために〈ハナレキー〉を採用。
色々キーを変えて試しましたが後述の理由から〈ハナレキー〉に帰ってきました。
点数源として〈ラティナ〉も採用。
最近流行りの〈童話キー〉や〈Wピルルクキー〉、〈アルフォウ&ハイティキー〉などルリグアタックが無駄になる相手が多いため純粋なバウンスとして機能することが多いです。
そもそもキーセレだとルリグ通る方が少ないので相手がサーバントを握ってる前提で動きます。
後半はいつもの面々、〈アンミラ〉や〈ドラゴンウェーブ〉で3点要求を続けましょう。
前述した〈アルキメス〉では防御のタイミングで面が空いてないので〈ドラゴンウェーブ〉をそれまでキープしてぶちかましましょう。
〈ドラゴンウェーブ〉は4コストで打っても強いので龍獣が少ないと言って枚数を減らすわけにはいかないです。必ず4枚入れましょう。
このウリスのここが強い!!
通常のウリスが辛いメタカードの影響を受けない。
ウリスや黒いルリグを使ってる人なら頭を悩ませたことがあるだろうメタカード、〈ギバラ〉や〈コンテンポラ〉の蘇生メタとトラッシュメタ。
通常のウリスなら〈グレイブアウェイク〉や〈ウトゥルスキー〉などの蘇生札が採用されてることが多いので〈ギバラ〉を立て続けられるだけで泡を吹いて負けます。
実際に〈アウェイク〉採用型や〈ウトゥルスキー〉採用型で調整してる時はユキのような〈ギバラ〉を立てるデッキに逆立ちしても勝てませんでした。
でもこのデッキは蘇生札が入ってません!!
カードを採用するだけが対策じゃないんです、カードを抜くことも十分対策になります。
その他採用カードについて
〈爪英の忠誠 風の姉妹〉
緑エナ兼エナをハンドに変換する要因です。
実はアタック時テキストがあるのでアーツ要求ができたりします。
必要なパーツを引っ張ってくるためにも使うので2枚採用。本当は3入れたいけど色の問題で削りました。
LBに【エナチャージ】がついてる他色シグニは盾の1番上からめくれてもグロウさせてくれるのでポイントが高いです。
〈幻竜 ウァラク〉
アタッカーとしてアーツ要求も出来ますが、基本は自分の山の枚数、リフレッシュタイミングの調整用です。
ラティナや風の姉妹で山から必要札を引き抜くので残った山が弱い事が多いので、ディスペアで埋めて10枚落としでリフレッシュに入ることがあります。
アタック時の山落としでも似たことは可能です。
〈堕落の砲女 メツマ〉
相手の山を崩す用カード。
採用理由としては最近の〈糾う〉が山上をミミックで積んで〈生成流転〉や〈リーサル〉を使って盾を仕込む動きをするからです。
後はミラーで同じことをする相手にも使います。
基本の動きと特殊対面の動き
まず基本
基本的にはあまり迷うことはなく、図解の順番でキーを貼っていきます。
〈ママキー〉を貼るときは確実に〈アルキメス〉を埋めていきましょう。
特に手札やエナ焼もなく、場面で3点しかとらないデッキにはまず負けません。
以下特殊対面ですが、点を取る方法は上で説明したものと変わりません。
楚歌タマ対面
先手の場合は〈ママキー〉のエクシードをすべてエナチャージに回して〈リーサルブラック〉のエナを確保しましょう。
後手の場合はギリギリまでライフで受けて4の攻撃を〈ハナレキー〉を〈ハッピー5〉して〈あーやキー〉、エクシードはおそらく使えないのでそのまま〈ハッピー5〉で守りましょう。
後手になると〈童話キー〉などでは動きが弱くなるので〈ハナレキー〉にしました。
4ターン目にママキーを使って余ったエクシードをエナチャージに使って〈リーサルブラック〉のエナを確保しましょう。
糾う対面
糾う対面は先にママキーを貼ります。
プレイの違いはノーパンされるかどうかです。
ノーパンされる相手はハナレキーを回収や〈アークエナジェ〉の除外などに回しましょう。
〈ママキー〉のエクシードをエナに回し、〈ハッピー5〉ですぐ外しましょう。
普通にライフを割ってきたときは、エクシードは防御に使いましょう。
〈ママキー〉も〈ハッピー5〉ではなく起動効果で防御しましょう。
〈アークエナジェ〉を除去するために〈あーやキー〉を使うのはどちらも変わりません。
返しのメインに〈アークエナジェ〉をすべて除去したら、〈ハッピー5〉を攻撃のために使い切りましょう。
華代対面
基本的に先手後手関係なく同じ動きになると思います。
〈Nig〉の【ダブルクラッシュ】ケアのために最低限相手が〈爛漫〉を使うまでは〈ハナレキー〉は真ん中のシグニゾーンを指定しましょう。
一見〈童話キー〉が華代に強そうに見えますが、〈童話キー〉を貼ったまま打てる軽量アーツがないと簡単に詰め切られてしまいます。
防禦面数を上げるコンセプトのために今回は採用を見送りました。
残念ながら今回は不採用のカード
〈羅星説 テンドウ〉
このデッキは龍獣の比率が少なく、〈シファル〉の運用が難しいです。
代わりにテンドウで最後の盾を割りつつサーチと面空けをします。
ライフバーストが発動する点で〈シファル〉より優先して採用したかったです。
LBもうまいこと埋めれば宇宙が見えます。
しかし色バランスの問題で今回は採用を見送りました。
おわりに
いかがだったでしょうか?
以上が混沌とした最後の純キーセレ環境の大型大会でどうにかして勝とうとした結果完成したウリスでした。
結果は
1回戦:タマ後○
2回戦:アルフォウ後○
3回戦:しずりん先○
4回戦:タマ後○
5回戦:でろーん後○
6回戦:ユキ後○
トナメ1回戦:華代先×
ベスト8!!という結果になりました(実質日本ベスト8だしもっと褒めて)
決勝トナメに唯一理不尽カード(当社比)が入ってないデッキでの入賞となりました。
このレシピが確定したのが前日の夜と、かなり直前まで頭をひねった力作となっています。
ウリス使いの方はもちろん、最後のキーセレ環境で勝ちたい方はぜひお試しください!!